高齢者のQOLを高める嚥下評価・訓練支援システムの開発

  • 3.すべての人に健康と福祉を

目的・活動

摂食嚥下機能は、日常生活において欠かせない機能の一つであり、高齢化によりその機能は一般に低下する。しかも、摂食嚥下機能の破綻は生活の質(QOL)に大きな影響を与える。さらに、機能低下により、誤嚥や窒息など生命の危機となる事故を起こし得る。嚥下訓練を行うためには医療者従事者の介入が必要であるが、時間的・空間的な限度があり、今後増加する施設や在宅で生活する高齢者への対応が困難になると考えられる。

そこで本研究では、医療従事者に代わり機械によって嚥下機能を評価し、嚥下訓練の支援を行うことにより、嚥下機能低下した高齢者のより多くが食べる楽しみを維持できると考え、嚥下訓練を行うメンデルソン手技を模擬した喉頭挙上の支援を行うシステムを研究し、プロトタイプの開発を進めている。

今後の計画

喉頭隆起部の低い人へも適用できるようにシステムの改良を行い、安全性にも配慮した実用システムへと発展させるとともに、嚥下能力の低下度合いの評価への機能拡張を図る。

担当者