慢性疼痛治療のためのVR技術を応用した鏡療法システム

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 1.貧困をなくそう

目的・活動

外傷(骨折など)が治癒したにもかかわらず、痛みが残り、しかも時間が経過するにつれて痛みが強くなり慢性化する複合性局所疼痛症候群の治療のために、鏡の箱の中で健全側の手足を動かして疼痛側の手足が自由自在に動くという錯覚を与えることにより痛みを緩和させる鏡療法が一般的に行われている。しかしながら、鏡療法では手足を動かせる範囲が鏡の箱に限定されているために、大きな動きや多様な動きが困難である。

 

 

本研究では、バーチャル・リアリティ技術(VR技術)を適用することにより、多様な動作が可能な鏡療法システムを研究・開発している。また、長期間にわたる治療の意欲を保つためのヒューマン・インタフェースの検討も行っている。

 

今後の計画

これまでに試作したVR鏡療法システムでは、ディスプレイ上に仮想空間を構築しているが、軽量で安価な眼鏡タイプのディスプレイを用いて、より没入感のあるVR鏡療法システムへ発展させる。

 

岡山大学病院のVR−鏡療法システム

担当者