多国籍企業等の租税回避とその対応策の研究

  • 10.人や国の不平等をなくそう
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう

<背景・目的>

経済のグローバル化・デジタル化の進展により経済発展が促される一方で、成功のための機会が均等に分配されず、成果の不平等も拡大するという事態も生じている。しかも、そのような国際経済の変化により、適切な法規・政策・行動によって機会均等の回復や不平等の是正を行うための前提たる課税権の適切な行使も困難となってきた。すなわち、脱税の摘発などの個別の税務執行だけでなく、租税立法のレベルにおいても各国の一層の協調が不可欠となっているのである。本研究は、そのような協調の道筋を提示するための前提として、国際的租税回避の根源的な原因が何であるかを解明すること、及びその改善のための処方箋を提示することを目的としている。

 

<今後の計画> 

本研究では、今後、どのような形式・制度によって課税ルールを構築するのが適切であるのかを、経済理論やAI技術などを用いた税務執行の質的・量的な把握と分析も活用して明らかにする。また、そのような知見に基づき、機会均等の回復及び不平等を是正に資する適切な租税法規・租税政策のありかたを具体的に提示することも目指す。

 

担当者