遺伝子改変技術でストレスに強いオオムギを作り出す

  • 2.飢餓をゼロに
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう

背景と目的

気候変動や人口増加に伴う環境問題および食料問題に対処するためには、植物科学の発展が重要である。遺伝子組換え技術は、資源植物が有する重要形質の迅速な解析や新規形質の付与に不可欠であるが、全ての植物種・品種・遺伝子型に適用できるわけではない。私たちは、ストレスに強く食糧増産に貢献するようなオオムギの作成を目的として、遺伝子組換えならびにゲノム編集を中心とした遺伝子改変技術の高度化を進めている。
 

活動内容

遺伝子改変技術の基盤となるオオムギの脱分化および再分化の遺伝的メカニズムの解明幹細胞化技術の開発を行っている。また、ゲノム編集を含む新規植物育種技術の開発を進めている。一方、資源植物科学に資するオオムギ研究ネットワーク拠点の構築を目標として、共同研究ベースで、種子成分の改変、病虫害抵抗性および環境ストレス耐性の付与に関連するオオムギの形質転換に取り組んでいる。

 

本取り組みの概要

 

期待される効果

オオムギの遺伝子改変技術の高度化により、重要形質の遺伝的解明や有用形質の付与が効率良く可能となり、環境問題や食糧問題に迅速に対応できる。また、オオムギや他のイネ科作物において、遺伝子型の制限無く遺伝子改変技術が適用可能になると期待できる。

 

担当者