BFSを用いたインフラの長寿命化 ※ Blast Furnace slag Sand( 高炉スラグ細骨材)

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任 つかう責任

供用中の高速道路等、劣化の顕在化した床版の取替えにおいては、交通規制の短縮と、確実な施工および改修後の高耐久化が望まれている。走行車両による荷重の繰返しや寒冷地における凍結融解作用および凍結防止剤の散布によって、この10年間のうちに取替えの必要のある床版が高速道路だけで230km以上で、大規模補修も含めると、3兆円の予算が必要と言われている。
交通規制短縮においてプレキャスト製品の活用は有効な手段であるが、蒸気養生を行ったプレキャスト製品は、とくに耐凍害性に劣り、元の部材よりも早期に劣化が生じる場合がある。
これに対して、非晶質な高炉スラグを砂として用いれば、①耐凍害性を得るために微細な気泡を連行させるAE剤を用いることなく高い耐凍害性が得られ、②ひび割れが少なくなり、③塩分の浸透が低く抑えられ、さらには④下水道環境等で問題となる硫酸に対しても高い抵抗性が得られることを明らかとし、特許化および特許申請を行っている。本研究開発では、劣化要因が明確な部材の取替え工事において、既設部材よりも確実に高い耐久性を保証するプレキャスト部材の製品化を行っている。

 

参考URL

http://conc.civil.okayama-u.ac.jp

担当者