工業プラントの運転を支援するコオペレータの研究

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

目的・活動

大規模な工業プラントの安全で安定な操業と環境への負荷を軽減しながら、人類の持続的発展に資する工業製品を生産するためには、プラントの適切な設計、保全や、運転とともに、発生した異常の早期検知や重大な事象が発生した場合の適切な対応操作が重要である。
本研究では、協同運転者(コオペレータ:運転員を支援するソフトウェアエージェント)としての運転員支援システムを研究し、工業プラントの事故の防止や事故による影響の軽減を目的としている。特に、プラントを構成するコンポーネントの機能(役割)に着目した機能モデルに基づいて、あらかじめ準備された安全機器が作動しない場合などの想定外の事態が発生した場合の代替の対応操作手順を生成する手法を研究し,システム開発を進めている。

 

期待される効果

コオペレータの開発により、発生した異常を的確に検知・同定でき、安全な状態へ移行させる対応操作において、ヒューマンエラーが低減される。また想定外の異常事象が発生した場合に、代替対応操作手順の生成や生成情報の説明提示により、高ストレス下の運転員を適切に支援でき、工業プラントの安全性が高まる。

コオペレータの概念
機能モデルに基づいた対応操作手順導出例

担当者