地域を支える女性医療人支援プロジェクト (PIONE&MUSCAT)

  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに

社会的背景

近年女性医師の割合も増加していく中で(若手医師の3割は女性)育児等のライフイベントによる女性医師の離職防止、復職支援の重要性が着目されている。岡山大学では2007年から女性医師のキャリア支援に取り組み(MUSCAT)、キャリア支援修了者は120名を超え、全国的にも成功事例として注目されている。我々はさらに医師不足地域でのキャリア支援を行うことで地域の課題解決にも繋がるのではないかと考えた。

 

活動の目的 

医師不足地域(岡山県新見市)で女性医師・医療人のキャリア支援を行い、女性医療人の離職防止復職支援と地域の課題解決に取り組む。

 

活動の概要

2014年に新見公立大学にサテライトオフィス「PIONE」を設立。地元出身の女性医師をプロジェクトリーダーに任命した。同医師は岡山大学病院と新見市の両方で勤務しながら現場ニーズを吸い上げ、キャリアセンターと協働して①新見市において最新教育機材(シミュレータ)を用いた知識・スキル向上のためのハンズオンセミナーの開催及び岡山大学と新見市を繋いだ遠隔講義の開催②地域住民参加型のシンポジウム開催による住民ニーズの聴取と協働③新見市の医療機関でのキャリア支援制度(柔軟な勤務体制)の導入支援を行った。

 

期待される効果

女性医療人の臨床現場定着とともに職場全体の働きやすさが改善することが期待される。また、新見市全体でも医療提供体制の改善が期待される。実際、本プロジェクト導入後より新見市から市外への救急搬送件数が減少していることが報告され、今後さらなる発展が期待される。

 

 

担当者