日中韓3カ国黄砂対策共同研究

  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任 つかう責任
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

近年発生頻度とその規模が拡大しつつある黄砂が、発生地だけでなく、近隣諸国へ甚大な越境被害を与えている現状に鑑み、2007年に開催された第8回日中韓3カ国環境大臣会合で、北東アジア地域における黄砂対策の国際協力を推進することが合意された。  
そこで、日本、中国、韓国の3カ国の局長級会合が設置され、黄砂対策に関するこれまでの取り組みを整理した上で、黄砂発生のメカニズムの解明とその阻止のための技術開発および黄砂発生の早期警戒システムの構築を通じて、被害の拡大を阻止することを目的とした国際共同研究が始められた。  
発生源での草地生態系の劣化阻止と植生回復のための黄砂発生源対策技術の開発のために、3カ国の研究チームが合同して、中国フルンボイルで植栽試験や飛砂量の測定などの現地調査を継続している。また、タクラマカン砂漠から日本沿岸まで広域に設置したライダーデーターを用いた黄砂発生予測モデルを3カ国が協力して開発し、被害地での発生予測の向上を目指している。  
成果は現地での技術セミナーや気象庁の黄砂発生情報に反映され、日中韓3カ国大臣会合より「環境省」を受賞した。

 

担当者