地球温暖化とヒートアイランド化を意識したすべての人のための熱中症予防対策

  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 1.貧困をなくそう
  • 3.すべての人に健康と福祉を

社会的背景

地球温暖化と都市部のヒートアイランド化は、地域住民の健康・安全を脅かす状況になっている。また学校や地域におけるスポーツ活動時の熱中症、職域での熱中症、高齢者の日常生活における熱中症のケースは多く、人々の健康と安全を守る包括的な予防対策が必要である。

活動の目的

本学学生の熱中症予防対策を進めるとともに、地域社会と連携して、すべての人々に熱中症予防対策を行きわたらせる。

活動の概要

2006年より熱中症予防対策に欠かせない環境指標である湿球黒球温度(WBGT)の測定装置を自主開発し、2008年以降WBGTのオンライン・リアルタイム表示に取り組んできた。2014年以降、測定拠点を津島キャンパス屋内外に加えて鹿田キャンパス屋内外に拡大し、いつでも誰でもPCやスマホの画面で直近15分以内のWBGTを参照可能にしている。

初期の実測データにより、学生の運動系部活動を中心とした熱中症予防対策の重要性が判明し、熱中症予防対策マニュアル(現在改訂第6版)や「指導者のための熱中症予防ノート」を作成し、すべての運動系部活動を対象にした熱中症予防対策講座(学校保健・安全教育)および環境整備を実施している。さらに地域の教育委員会や保健所等と連携して、学校現場での環境測定と評価、実地調査結果にもとづく高齢者の室内熱中症対策を進めてきた。熱中症予防シンポジウムはこれまでに2回開催している。

期待される効果

学生の熱中症予防という直接的効果に加えて、地域社会への波及と安全マインドを有する次世代の育成に役立つと考える。また測定・表示システム一式は自主開発で汎用性があるので普及させたい。
 

担当者