量子科学基盤研究による人類への貢献

  • 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

地球上のエネルギー資源偏在は、産業発達の地域差を生じ、経済や衛生の地域格差あるいは地域紛争をも招く。今の技術ではエネルギー源を地球上に万遍なく分布させることはコスト的に困難である。だがもし室温超伝導が実現すればエネルギー輸送コストがほぼ解消できる。また有機半導体が発展すれば電子機器のエネルギー消費や携帯性が改善する。そして極安価太陽電池があれば地上のエネルギ供給構造を改革する。こういった動機で量子科学を発展させる研究と教育を実施している。

例えば、超伝導現象の原因である電子間の量子相互作用には新しい対称性が存在し特性が向上の可能性があることを証明した ( K. Matano, et al., Nature Phys. 12, 852–854  (2016))。 超伝導体物質設計への新指針を示した ( Y. Takahei, et al., Scientific Reports 6, 18931 (2016))。さらに極めて安価な有機材料の超伝導実現可能性を発見した。(R. Mitsuhashi, et al., Nature 464, 76-79 (2010))。新太陽電池実現のための技術研究組合法人を運営している。

 

 

参考URL

http://www.physics.okayama-u.ac.jp/index_j.html

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