炭素や栄養塩元素が大気や生態系の間をどのように移動しているのかを知り、自然環境に与える影響を評価する

  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 14.海の豊かさを守ろう

社会的背景

気候変化の要因とされる温室効果ガス排出には工業過程(CO2)のみならず農業過程(CH4/N2O)が大きく影響していることは広く知られている。
 

活動の目的

本取組においては、化石燃料消費由来以外の温室効果ガス排出を抑制するために必要な方策の検討と提言をしてゆくとともに、学生・一般社会の意識向上を目指す。
 

活動の概要

これまでに、農地の耕起、収穫、残渣処理、水田の水管理などの撹乱プロセスが温室効果ガス放出へ与える影響について一定の成果を得てきた。今後、河川洪水等を通じた陸域からの栄養塩の供給が沿岸海洋生態系へ与える影響について、人工衛星データを活用した広域評価へ取り組んでゆく。
 

期待される効果と今後の計画

これらの研究を通じて得られた気候変化の影響に関する知見を広く共有することで、正しい緩和行動の理解と実施につなげる。また、学部・大学院学生への教育へも展開し、気候変化の影響と対策に有益な提言のできる次世代人材の育成を行っていく。
 

 

稲作残渣の焼却は大気汚染の原因になるが、次期作のメタン(CH4)放出を抑制する効果もみられる。

 

 

陸域の栄養塩物質は降水、表層水、地下水を通じて広く地域および沿岸海洋へ影響を及ぼしてゆく。

 

担当者