末梢血単核球のミトコンドリア機能に着目した運動評価システムの開発

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 1.貧困をなくそう
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 8.働きがいも経済成長も

目的・活動

本事業は、新しい運動評価システムの推進により、生活習慣病の発症予防・重症化予防や社会生活機能を維持・向上をさせ、健康寿命の延伸・健康格差の縮小を実現することを目指す。
医療技術の進歩により、人々の平均寿命は大きく向上したが、高齢化社会の進展によって運動器障害や健康寿命との差が問題となっている。
運動によって身体機能や代謝機能が向上する。また、細胞内で発生する酸化ストレスに対して適応するための反応がミトコンドリアで生じている (ミトホルミシス)[Nat Med. 2014;20:709-711]。
これまで、運動による健康効果の評価方法は、個人では行うことは困難であり、また、一定の健康基準が決まっていなかった。当分野では、運動介入研究において、血液からミトコンドリア機能関連遺伝子の定量を行い、運動効果を評価できることを確認した[J Clin Biochem Nutr. 2017;60:180-186]。
ミトコンドリア機能に着目し、運動効果を客観的かつ簡便な方法で評価することができれば、人々が健康を実感でき、運動習慣が定着するようになることが期待される。

今後の計画

指先微量採血からのミトコンドリア機能評価法の確立。大規模介入研究による健康基準の設定。評価ツールの開発及び世界への普及と健康増進推進活動。

担当者