生存権を中心とした社会権概念の歴史的再構成

  • 1.貧困をなくそう
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 10.人や国の不平等をなくそう
  • 16.平和と公正をすべての人に

社会的背景

現代社会において、生存権は基本権の一つとして考えられているが、先進国を含め、各国において適切な社会保護制度および対策が実施されているとは言えない状況が拡がっている。社会権保障の理論的基盤、具体的方法について十分な理解がないことがこうした状況を生む一つの要因である。
 

活動の目的

本研究の目的は、生存権をはじめとした社会権的な権利が、自由・平等と同じレベルで保障されるべき、基本的かつ具体的な権利であることを明らかにし、その具体的な保障のありかたについて考察することである。
 

活動の概要

社会権は20世紀的権利であり、古典的自由主義国家には社会権保障はなかったと言われることが多い。だが、その系譜を歴史的に検討すれば、貧困層・脆弱層に対する保護は前近代から一貫して社会構成の中心課題であったことがわかる。本活動では、社会権保障にかかわる活動が、歴史上どのように理解され、またどのような形で行われてきたかを解明する。
 

期待される効果

社会権保障のより説得的な理論的基盤を構築し、社会権をめぐるさまざまな活動についての歴史をあきらかにすることにより、現代社会において貧困層・脆弱層の保護を達成する方法を示す。
 

 

 

担当者