ESD学習を通じた高校と地域との連携

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 15.陸の豊かさも守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

社会的背景

中山間地域では深刻な少子高齢化により高等学校も生徒数が減少し、統廃合が進んでいる。そこで、岡山県内の中山間地域の高校では地域と連携したESD学習(Education for Sustainable Development、持続可能な開発のための教育)による高校の魅力向上と地域活性化が行われている。

概要と結果

県内3高校の高校生・卒業生、教員、地域関係者への聞き取り調査から、ESD学習の効果を教育および地域の視点から評価した。その結果、高い教育効果(コミュニケーション能力や責任感)が確認できた一方、高校側と地域側に「地域との連携」に対する方向性の不一致が生じている事例が一部みられた。

成果と今後の課題

この不一致の背景には「課題解決型」学習であるが故に、高校側が地域の現状を問題視し改善しようとする姿勢をとっていたことが存在する。地域連携の成功事例では生徒が地域の価値を再発見する活動に積極的であった。すなわち高校と地域との連携には「価値創造型」の協働が必要である。今後は「価値創造型」協働の形成条件の解明に取り組む。
 

担当者